絵でわかる、
ウィスキーの基本。
穀物蒸留樽熟成

01
5大ウィスキーって?
02
5つの呼び名の違い
03
蒸留所で、何をしているの?
穀物からウィスキーの原酒をつくる場所。
モルトウィスキーの基本工程
- 01
製麦
大麦を芽吹かせる発芽させ、乾燥して麦芽に。
- 02
糖化
でんぷん → 糖砕いた麦芽に温水を加える。
- 03
発酵
糖 → アルコール酵母を加え、もろみをつくる。
- 04
蒸留
香りとアルコールを集める熱して蒸気にし、冷やして液体に。
- 05
熟成
樽の中で、時間を重ねる木や空気の影響で香味が変わる。
- 06
調合・瓶詰め
味わいを整える原酒を選び、必要に応じて加水。
煙の香りはどこから?
麦芽を乾かすときに焚くピート(泥炭)が一因。
樽で香りが変わる。
樽の木材・前に入っていたお酒・熟成期間が影響。
04
産地と種類の定義
スコッチ
- 場所
- スコットランドで蒸留・熟成
- 原料
- 大麦麦芽+水+酵母
種類により、ほかの穀物も使う - 樽
- 700L以下のオーク樽
- 時間
- 3年以上、熟成
詳しい条件
- 蒸留時の度数:94.8%未満
- 瓶詰め時の度数:40%以上
- 添加できるもの:水・無着香のカラメル色素
アイリッシュ
- 場所
- アイルランド島で蒸留・熟成
アイルランド共和国・北アイルランド - 原料
- 大麦麦芽などの穀物+水+酵母
- 樽
- 700L以下の木製樽
- 時間
- 3年以上、熟成
詳しい条件
- 蒸留時の度数:94.8%未満
- 製品の度数:40%以上
- 添加できるもの:水・無着香のカラメル色素
アメリカン
- 場所
- アメリカで製造
- 原料
- とうもろこし・ライ麦などの穀物
- 樽
- オーク樽
コーンウィスキーは樽熟成が任意 - 時間
- 種類ごとに条件を定める
詳しい条件
- 一般区分の蒸留時の度数:95%未満
- 瓶詰め時の度数:40%以上
- 一般区分の熟成期間:最低年数の指定なし
- バーボンやライなどは、原料・蒸留度数・樽に固有の条件がある。
カナディアン
- 場所
- カナダで糖化・蒸留・熟成
- 原料
- とうもろこし・ライ麦などの穀物
- 樽
- 700L以下の木製樽
- 時間
- 3年以上、熟成
詳しい条件
- 製品の度数:40%以上
- 穀物のでんぷんを糖化し、酵母などで発酵させて蒸留する。
- 規定に沿ったフレーバリングの使用が認められる。
ジャパニーズ
- 場所
- 日本で糖化・発酵・蒸留・熟成
瓶詰めも日本国内 - 原料
- 麦芽・穀類+日本で採水した水
麦芽を必ず使用 - 樽
- 700L以下の木製樽
- 時間
- 3年以上、熟成
詳しい条件
- 蒸留時の度数:95%未満
- 瓶詰め時の度数:40%以上
- 色調を整えるカラメルの使用が認められる。
- 日本洋酒酒造組合の自主基準に基づく表示条件。
アメリカンの主な種類
バーボン
- 場所
- アメリカで蒸留・熟成
- 原料
- とうもろこし51%以上
- 樽
- 内側を焦がした、新しいオーク樽
- 時間
- 最低熟成年数の指定なし
詳しい条件
- 蒸留時の度数:80%以下
- 樽詰め時の度数:62.5%以下
- 瓶詰め時の度数:40%以上
- 着色・香味付けの添加は不可。
ストレートバーボン
バーボンの条件を満たし、2年以上樽熟成したもの。
ライ
- 場所
- アメリカで製造
- 原料
- ライ麦51%以上
- 樽
- 内側を焦がした、新しいオーク樽
- 時間
- 最低熟成年数の指定なし
詳しい条件
- 蒸留時の度数:80%以下
- 樽詰め時の度数:62.5%以下
- 瓶詰め時の度数:40%以上
ストレートライ
ライの条件を満たし、2年以上樽熟成。着色・香味付けをしない。






